読書のススメ
「なぜ障がい者を雇う中小企業は業績を上げ続けるのか?」

 

人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。

その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて生きています。そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介していきます。

「なぜ障がい者を雇う中小企業は業績を上げ続けるのか?」  著者:影山摩子弥氏

障がい者雇用についてどのようなイメージをもっておられますか?昨今、社会的関心も高まり、経営者の皆様も法定雇用率にかかわらず、一度はお考えになったことがあるかもしれません。

障がい者にかかわる法の整備や運用の点でも動きが増えてきました。

2013年4月から民間企業における法定雇用率が0.2%引き上げられ、2.0%になったことに加え、精神障がい者の雇用を義務づけることを柱とした「改定障害者雇用促進法」や障がい者に対する差別の解消を謳った「障害者差別解消法」が成立しました。

いずれも障がいのある方や家族の皆さんにとっては、一歩前進と言ってもよいかもしれません。

しかし、そもそも雇用や差別解消を法で強制する必要があるのは、障がい者を社会のお荷物と考える偏見や思い込みがまだまだ根深いからではないでしょうか?

特に、効率や費用対効果、製品の質が重視される企業経営の現場においては、その偏見が強いように思います。  ~中略~

障がい者を雇用し、その力を引き出し、経営改善に結びつけることは、障がい者とその家族にとっても、企業にとってもWIN‐WINとなる戦略です。

したがって、障がい者の力を引き出すことは、障がい者雇用という特殊な領域にとどまらず、時代をとらえ現代を生き抜くための経営戦略という重要な領域の課題といえるのです。

 

障がい者の雇用が進み、偏見が徐々にであっても解消され、一人ひとりにとって住みよい社会になるよう考えたいものです。