就労移行支援事業所C-POWER
WorkingSupportドーラ
「会議の達人」の講義

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。

ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中でどう自立して生きていくかを考え、「自分の人生設計をしていく場」です。

ドーラの講義の1つをご紹介いたします。

【会議の達人】

今回は「PREPを意識して話そう」という課題で、2つのグループに分かれて意見を出し合いました。

PREPとは、Point・Reason・Example・Pointの略です。

  • P(要点)・・・最初に述べる
  • R(理由)・・・理由を述べる
  • E(事例)・・・具体例を述べる
  • P(まとめ)・・最後に繰り返しまとめる

この順で、グループで話し合った意見を、もう一方のグループに伝えられるよう発表します。

 

≪話し合う内容≫

「登山での遭難」

みなさんは雪山に不時着したスキー客。

あなたの乗っている飛行機が、アメリカとカナダの国境付近の雪山に墜落しました。

残念ながら操縦士たちは死亡。機体は湖の底に沈没したようです。

しかし、幸いなことにあなた達は、無傷で飛行機からの脱出に成功しています。

墜落地点から一番近い街は、ここから32キロ離れたところにあります。

このあたりの夜の気温は最大でマイナス40度まで下がります。

周りを見わたすと、枯れ木がたくさん落ちていることがわかります。

あなた達が生き残るため、以下のうちから重要な順に順位をつけてください。

・ライフル銃1丁

・大箱のマッチ1箱

・5日分の朝刊

・方向のわかる磁石1個

・スキーセット1組

・20㎝のナイフ1個

・板チョコレート10個

・大型の懐中電灯1個

・ウイスキーの入ったビン1つ

・固形の油の入った金属缶1個

グループで重要だと思う物から順位を決めていき、グループごとに発表しました。

それぞれの順位の理由を聞き、「あぁ、なるほどね!」と仲間が考えたことに共感や発見をしました。

グループの話し合いにきちんと参加していないと発表ができません。分かりやすく発表するためにPREPを意識して、論理的に話すことができました。

1位と10位は同じでしたが、他の物の順位はバラバラでした。間違っているとかこれが正しいとかではなく、いろんな考え方があると知ることが大切だと分かりました。

相手の意見を尊重しつつ、自分の意見も伝わるように発信できるといいですね。