読書のススメ「片付けの解剖図鑑」

人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。

その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、より良い幸せな人生を求めて生きています。そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介していきます。

「片付けの解剖図鑑」         著者:鈴木信弘 氏

「もし、あなたの家が、片付けても片付けてもまたすぐに散らってしまう家だとしたら・・・それはあなたの責任ではありません。

おそらく、あなたの家を設計した人の責任です」

片付けの技術論、精神論以前の大問題を建築的に解剖した「住まいの解剖図鑑シリーズ」です。

 

まえがきより

 

住宅=人間を見つめ直す糸口となる、26通りの視点をテーマごとに述べたものです。劇的なアイデアこそありませんが、これから新しい家を建てようというご家族や、やや大規模なリフォームを予定されているご家族にとっては、「片付けやすさ」という観点で住まいを見直す座標軸くらいにはなるでしょう。リビングが散らかりやすい構成になっていないか、キッチン廻りで予想される不便さは事前に解消されているかなど、近い将来、新しい暮らしを始める家族一人ひとりの顔を浮かべながら検討してみてください。

もし、あなたに新築・リフォームの予定が無くても大丈夫です。建築そのものに手を加えるチャンスが無くても「なぜ、自分の家は散らかるのか?」という積年の疑問に、今後ピリッとくるスパイスを効かせてくれるはずです。なにより、「片付けてもすぐに散らかる」の背後にある建築上の理由を知ることは、それ自体、人間の何気ない動きや習性、住宅というものの機能や役割を捉えなおすよい機会となります。

住まいの片付けとは、自分自身を理解する第一歩であり、自分の「態度」を映す空間との関係改善を図る行為です。

 

人の動きを追いかけ、どうしたら片付く家になるのか、心地よい住まいにするために読んでみてはいかがでしょう。