就労移行支援事業所C-POWER
WorkingSupportドーラ
「面トレ」の講義

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。

ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中でどう自立して生きていくかを考え、「自分の人生設計をしていく場」です。

ドーラの講義の1つをご紹介いたします。

【面トレ】

今日の課題は「相手に伝わりやすい話し方を工夫しよう」です。自分の思いを伝えることって、簡単なようで「そういう意味じゃないのに・・・」ということもあります。

今日の心がけが偶然にも「日本語の豊かさに触れましょう」でした。

日本語はとても難しいですね。

面トレの前に職員より「魔法の言葉?曖昧な言葉?」どちらにも使えて2つの相反する意味を持つ言葉は何かわかりますか?と質問。手が挙がり何と正解!!すごいですね!!

それは「大丈夫です」という言葉です。

「大丈夫です」には「いいですよ」「問題ありませんよ」という受け止めの意味と、「いいえいりません」「やめておきます」などの拒否の意味があります。つまりイエスもノーも「大丈夫」という一つの言葉で表すことができるのです。そのため、使い方によっては非常に曖昧でどっちつかずの言葉として受け取られることがあります。

「今日みんなで飲みに行くけど、良かったら一緒にどう?予定ある?」と誘われたとします。この返事が「大丈夫です」だけでは飲みに行けるのか行けないのか相手に伝わりません。「はい、大丈夫です。行けます」と言えば「大丈夫」は「予定ある?」の部分に向けられていて、予定がないので飲み会に参加できるという意味です。「申し訳ありません。今日は予定があるので大丈夫です」と言えば「せっかく誘ってもらったけど、今日はやめておきます」という断りの言葉です。つまり、「大丈夫」はその前後にどんな言葉がくるのかによって意味が大きく変わるのです。

「大丈夫」を伝わりやすい言葉に置き換えてみましょう。目上の人から「この予定で大丈夫?」と問いかけられた時には「〇月〇日〇曜日の〇時ですね。かしこまりました」などと伝えるとスマートで確実ですね。目上の人やお客様には「ご注文の商品は、ボールペン1箱、税込み3.000円、以上でよろしいでしょうか」といったように、それまで話した要約とよろしいでしょうかで確認をしていくといいですね。

友人や家族と話すときの「大丈夫」という言葉には、温かさや安心感があります。そのほっとする気持ちを伝えたいと思うほど「大丈夫です」を使いたくなるものです。言葉を丁寧に選んで、相手を思いやる気持ちを伝えられるように意識したいですね。

 

さぁ「面トレ」です。

今回も2人で1組(面接官と応募者)になり、3つの質問で練習しました。

  • これだけは人に負けないということは何ですか?
  • 集団の中のあなたの役割は何ですか?
  • あなたにとって仕事とは何ですか?