就労移行支援事業所C-POWER
WorkingSupportドーラ
「良いトコ見つけ」の講義

 

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。

ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中でどう自立して生きていくかを考え、「自分の人生設計をしていく場」です。

ドーラの講義をご紹介いたします。

 

【良いトコ見つけ】

何気なく過ぎる毎日でも、その日は誰かにとっての大切な記念日です。

一日を大切にする気持ち、1分1秒を大切にする気持ちをもてるようなきっかけになればと思っています。

この講義は「今日は何の日?」から始まり、いろんなことに興味がもてるようになるための訓練の一つです。些細なことに興味をもつことで、会話の引き出しを増やし、雑談力を鍛えていきます。

 

今回は10月の様々な記念日から、C-POWERグループとしても関わりの深い10月1日の「デザインの日」について考えてみました。

10月1日は「デザインの日」です。
1959(昭和34)年のこの日、通商産業省(現在の経済産業省)に、デザイン奨励審議会が設置され、デザイン振興政策が行われるようになったことを記念して、同省等により1990(平成2)年に制定されたものです。
つまり、「デザインに対する理解を深める日」ということになります。

「デザインは、ある対象について、良い構成を工夫すること。」(wikipedia)とあるように、デザインは日本語ではある特定のものに対する「設計」にもあたり、「形態」や「意匠」知的財産権制度の概要>意匠とは参照)と訳されてきましたが、それだけに限らず、人間の行為(その多くは目的を持つ)をより良い形で適えるための「計画」も意味していて、その多くは目的を果たすために使われています。
「意匠(英語:デザイン[design])」の語源はデッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareであることから、デザインとは、ある問題を解決するために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現することと解されています。つまり、創意工夫という意味合いが強いようです。
従って、デザインは芸術の分野だけにとどまらず、建築や服飾、あらゆる製品など多岐にわたって使われていることから、普段の生活にとても身近な存在であり、また、それらを取り扱う産業界にとっても非常に重要なものであるといえます。
特にマスメディアの発達した現代において、デザインの重要性は年々大きくなり、そのデザインの良否があらゆる産業の営業活動に大きな影響を及ぼすようになってきました。

デザインとアートの違いは何でしょう?

デザインは「他人の思いを目に見える形で表現したもの」です。最初から「お客さんや不特定多数の人に対しての答え」を形にしたものともいえます。デザインの場合は”答え”を最初に伝えるため”みんなが理解できる”ことが前提になっているのがデザインの特徴といえるでしょう。

・他者表現

・問題解決

・賃金が発生しやすい

・答えは1つ

といったものをデザインと考えるとイメージしやすいでしょう。

アートは「自分の思いを表現したもの」です。

喜怒哀楽の感情や社会に対しての”なぜ?”といった感情をなんらかの媒体を通して表現したものです。

アートはあくまで自分の感情を表現したものなので、見た人が「アーティストの表現を感じ取る」ことになります。

また、”なぜ?”といった本人の中での”問い”が作品として現れているため、それを”見た側によって答えが変わる”のもアートの特徴といえるでしょう。

基本的には自分の感情を表現したものなので、賃金は発生しない場合が多いです。

・自己表現

・問題提起

・賃金は発生しづらい

・答えが複数ある

といったこととアートをとらえて考えてみると、アートをイメージしやすいのではないでしょうか?

 

デザインの言葉の語源はラテン語のdesignare(デジナーレ)に由来しているといわれています。

これは「計画を記号に表す」や「線を引く・描く」といった意味を持っています。つまり「アイデアを何らかの形として表現する」ともいえるでしょう。デザインは「何のため」にするものなのかということが大事になるのです。例えばペットボトルキャップのラベルは私たちが飲み物の味をイメージできるような表現になっていますし、キャップも私たちが開けやすいように凹凸がありますね。何よりもドリンクを持ち運ぶことができ、安価であるということ等機能性もあります。他にも、私たちの目にするあらゆるモノは「利用者=人」に向けて作られています。利用者目線で考慮されたモノはずっと使っていたい、持っていたいと思えるモノでしょう。デザインは、人のために考慮し最適な形として表現すること、そして、誰かの課題を解決することといえます。

デザインはなぜ大切なのでしょう?

○伝えたいことが伝わりやすくなる

誰かの課題を解決するためには、まずその人の求めていることを理解し、その上でどんな機能や情報がどんな段階で必要なのか、といった設計をしていくことが大切です。

○言葉で伝えられない情報を伝えられる

デザインする上で、余白や文字組み、色、イラスト、画像、触感などに配慮することが大切です。これらは様々な情報を伝え、印象をもってもらうために様々な役割を果たしています。

色や形は私たちと同じ。隣の色や形に大きく影響されます。どんな色や形、大きさにするとよいかを考え、自分の伝えたいこと工夫して表現していけるように意識するといいですね。