就労移行支援事業所C-POWER
WorkingSupportドーラ
「IT基礎講座」の講義

 

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。

ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中でどう自立して生きていくかを考え、「自分の人生設計をしていく場」です。

ドーラの講義の1つをご紹介いたします。

 

【IT基礎講座】

ドーラでは訓練生一人ひとりが使用できるノートパソコンがあります。

また、それぞれ個別のフォルダーに自分が訓練したものを保存しておくことができます。

タイピングの成果、資料作成の成果、パワーポイントの成果など、様々なパソコン訓練のあしあとを残しておくことができるので、あとから取り出して成長を実感することもできるのです。

今日は、「ITとICT」について学びました。

 

≪ITとICTの違いは?≫

近年、様々なメディアで「ICT」というワードを見聞きするようになりました。

しかし、その意味を詳しく知っているという人は少ないようです。

「ICT」とは、「Information and Communication Technology」の略で、「情報伝達技術」や「情報通信技術」と訳されます。

これは、ネットワーク通信を利用して「ヒトとヒト」「ヒトとモノ」の間で情報をやり取りすることを指します。

私たちは、普段パソコンやスマートフォンを利用してメールやSNS、ネット通販などを利用しています。これらが「ICT」の代表的な活用例です。

 

「IT」とは、「Information Technology」の略で「情報技術」と訳されます。

コンピューターやアプリケーション、インターネット通信などを総称するワードで、日本では2000年に「IT基本法」が制定された頃から頻繁に使用されるようになりました。

 

「IT」と「ICT」は、ほぼ同じ意味のワードですが、「IT」はハードウェアやアプリケーション、通信技術といった技術そのものを指すのに対して、「ICT」はIT技術を使用して情報を伝達する方法や活用する方法を指すといった違いがあります。

 

≪ICTの活用例≫

・教育

教育分野では、PCやタブレット端末、電子黒板などの導入が進んでいます。

これらを活用することで従来の紙媒体の教材では難しかった、映像や音声を駆使した表現が実現できるため、子どもたちにとって分かりやすく楽しい授業がおこなえます。

さらにICTを活用すれば、授業で使用する資料作成が簡素化でき、他の教員との資料共有が容易になるといったメリットもあります。

また、離島や山間部などの小規模な学校においては、Web会議システムを導入して遠隔授業をおこなうといった計画も進んでいます。

 

・介護

介護分野における「ICT」の活用例としては、インターネトを利用して離れた場所にいる高齢者を見守るシステムが挙げられます。

このシステムは様々な企業がサービスを提供しており、家電製品やベッドにセンサーを取り付けて、それらの使用頻度から一人暮らしの高齢者の安否確認が行えるというものや、靴にセンサー及びGPS端末を取り付けて認知症患者の徘徊を家族などに通知するというものがあります。

また、介護記録をクラウド上で管理するシステムを導入することで、人材不足が叫ばれる介護従事者の負担を軽減したり、複数人での情報共有を容易にしたりすることが可能です。

 

・防災

防災分野も、積極的に「ICT」が取り入れられている分野です。

実際に東日本大震災の際は、インターネット上のポータルサイトやSNSを利用して情報収集をしていた人が非常に多かったというデータも存在しています。

総務省が普及促進している「Lアラート」というシステムは、災害が発生したときに、地方公共団体やライフライン事業者が様々なメディアを通して、迅速な情報伝達を可能とするシステムです。

このシステムを利用することで、私たちは地方公共団体が発する避難情報や、携帯電話会社やガス会社、電力会社などのライフライン事業者からの情報を迅速かつ確実に受け取ることが可能となります。

 

 

「ICT」は「ヒトとヒト」「ヒトとモノ」をつなげることで様々な可能性を生み出す技術です。

少子高齢化に伴い労働人口が減少する日本においては、重要性がますます高まっていくことでしょう。

 

最近はC-POWERグループでもZoomを使って事業所間をつないでいます。

自分の画面の背景を好きな画像に変える方法を学びました。

 

 

Zoomを使って自宅から参加しても、個人の部屋の様子が見られない工夫もできますね。

これからも私たちC-POWERグループはITを駆使し、様々な福祉サービスを提供し続け、より暮らしやすい安心・安全な街づくりに貢献できるように取り組んでいきます。