読書のススメ
「小学校では学べない 一生役立つ整理力」

 

人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。

その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、

より良い幸せな人生を求めて生きています。

そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介していきます。

 

「小学校では学べない 一生役立つ整理力」                著者:齋藤 孝 氏

 

片付けだけが整理じゃない

整理って、部屋をきれいにしたり、使ったものを片付けることだと思っている子が多いよね。

もちろん、どんな場所も汚いよりきれいな方が気持ちいいし、使ったものは元の場所に片付けた方があとで困らない。でもそれは、整理や片付けをする理由のスタート地点のようなもの。

本当はそこから先が、この本で一番伝えたいことなんだ。

整理するためには、自分にとって「いるもの」と「いらないもの」をまずわけなくちゃいけない。そうすると、自分がなぜそれを必要としているのかを考える。新しく何か買うときも「本当に必要かな?」と一度立ち止まって考えるようになる。つまり、ものを整理すると頭の中も整理されて、自分にとって本当に大切なものを選ぶ力がつくんだ。

そうするとよけいなことや無駄な時間がへって、好きなことややりたいことをやる楽しい時間が増えていく。

バラバラなことを整理してシンプルにする力は、人が生きていくうえでとても大事なことなんだ。

勉強にも科目があるように、ゴチャゴチャしている人間社会も、整理の天才たちが分かりやすくすることで進化してきたんだ。つまり、整理の仕方を身につけると、世の中の仕組みも違って見えるようになるんだよ。

だからきみもこの本を読んで、部屋も頭の中もスッキリ整理できる賢い人になろう。

そして、好きなことやワクワクする時間を増やそう。善は急げだ!いいことは今すぐはじめよう!

 

実はこの世界は整理でできている

 

遠い昔から人類は、世の中にちらばっていたものを分類したり名前を付けたりして、整理してきたんだ。

まずは紙に全部書き出してみるとわかりやすくなるよ。

グループにわけたり、ランキングをつけたり、自分なりに整理してみるとおもしろいよ。

 

世の中は放っておくとちらかるばかりだから、遠い昔から人類は様々なものを整理してきた。

たとえば色は、光の波長で整理された「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7種類が基本になっている。動物・植物・昆虫も細かく分類して整理されている。

星座もそう。古代の人たちは空いっぱいに散らばっている星を星座にわけた。そういうふうに人類は世界にあるものを何でも整理して名前をつけることで、バラバラになっていたものをわかりやすくしてきたんだ。

そういうことを最初に考えついた人のことを「天才!と思うかもしれない。でも実は、君の周りにも整理できることは多いんだよ。アニメのキャラクターや歴史人物を好きな順に並べてみるのも整理。ゴチャゴチャしたときは、紙に書き出して。グループ分けしてみると自分なりの整理法が見つかるよ。

 

物には名前がついているし、それをどこにしまったかをわかるようにしておくといいですね。

そして、使い終わったら元の場所に戻すというのを繰り返す。「物の住所」を決めておくことも整理整頓には大事なことでしょう。

「わける」「まとめる」「しまう」を合言葉に、自分の身のまわりを整理してみましょう!