読書のススメ
「プチうつの治し方」

 

人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。

その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、

より良い幸せな人生を求めて生きています。

そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介していきます。

 

「プチうつの治し方」 著者:坂本博子 氏

 

最近、うつ病だけでなく「プチうつ」という言葉を耳にすることが多くなってきました。「この頃気持ちが沈みがち、あまりやる気が出ない」「ボーっとしていることが多くなった」「なんとなく体調も悪いけど、毎日会社(あるいは学校)へ行けばそれなりにできちゃう」というように、日常生活には支障はない、軽度のうつ状態を「プチうつ」と呼んでいます。

この「プチうつ」という状態には、失恋や仕事の失敗などを引き金として生じる場合や、忙しい毎日の生活の中でストレスが溜まって生じるもの、さらには本格的なうつ病の前ぶれだたりと、いろんなタイプがあります。

誰でも「プチうつ」になる可能性がありますが、日常生活に支障がないため、そのまま放っておく人が少なくありません。でも、軽いうつ、たかが「プチうつ」と侮ってはいけません。軽症と言っても心身の不調を訴えるサインであることに違いはありません。放っておいたために本格的なうつ病に発展し、深刻な事態を招く可能性もあります。

うつ病になってしまうと、自分一人で解決することが難しくなります。そして、よくなるまでに非常に長い時間を必要とします。ですから、「プチうつ」のうちに早く気づき、しっかり対策を行うことが大切です。

 

プチうつ解消ノート

うつ状態のときの自分の行動や考え、感情などを自分で観察記録し評価管理することで、考え方のアンバランスを改善する方法です。

このノートでは、流れに沿った4つの表を作っていきます。

  • 生活リズム表・・・1日を1時間ごとに区切り生活を把握します
  • 気になっていることリスト・・・自分が気になっていることを書き出します
  • 問題解決プラン・・・問題だと思っていることの対応策を複数考えます
  • 思考バランスダイアリー・・・自分の考えとそれ以外の考え方を比較します

 

生活リズム表は、生活のリズムをつかむことができます。また生活を客観的に眺めることで何をしているときに自分のストレスがあり、楽しい気持ちになるのかを知ることができます。様々な自分の感情を知り、活動目標を立てることができるようになります。

気になっていることリストは、具体的にリストアップし、その事柄に対して自分はどうしたいのかを目標にすることで、今の自分にとって、一番解決したいことは何なのかを整理して考えることができます。

問題解決プランは、考えたプランの長所と短所を評価し、実行中と結果を想像します。

あくまでもプランのため、自分で考えたことをやってみることに価値があり、失敗もあり得ると想定できます。

思考バランスダイアリーは自分の感じたことをそのまま書くことと、自分の考え方以外を想定して書いていくので、客観的に考えることができます。

このノートを継続することで、自分を客観的にみられるようになり、バランスのとれた思考が身につき、健康的で有意義な毎日を送れるようになるかもしれませんね。

一人ひとり、考え方のクセがあります。自分で自分を苦しくしていかないように、健康的な思考を心がけ、実践することが大切ですね。