読書のススメ
「風邪をひいたら読む本」

 

人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。

その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、

より良い幸せな人生を求めて生きています。

そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介いたします。

 

「風邪をひいたら読む本」                   著者:山田 真氏

 

「おなかおこわす」って?

「おなかをこわす」という言葉があります。

どういうときにこの言葉を使いますか?

下痢をした時に使うことが多いと思いますが、ムカムカして食欲がない時にも使うことがあるかもせれません。

下痢をしたり吐いたりしているときはきっとおなかがこわれている、つまり胃腸の働きが変になっているからではなくて、じつはからだを守るためというようにも考えられるのです。

お酒に弱い人はアルコールを分解する力が弱いので、飲み過ぎるとアセトアルデヒドという体に悪いものがたくさんできてしまいます。

吐くことでアルコールを体の外に出し、アセトアルデヒドがたくさんできないようにしているのではないでしょうか。

また、妊娠している女性、つまりお腹の中に赤ちゃんがいる女の人が気持ちが悪くなって吐くことがあります。これは「つわり」といいます。

 

下痢も体を守るための仕組み?

何回か吐いて、ウイルスが体の外へ出ていってしまえば、嘔吐は止まります。

お腹の風邪の場合、何回か続いて吐いたとしても半日くらいで自然におさまってくるのが普通です。吐くことでウイルスが外に出てしまえば問題はないのですが、吐いてもなおウイルスは出て行かず、胃を通って腸に入り込んでしまう場合があります。

腸は第二の脳などと呼ばれることもあり、とても頭がいいのです。

自分の中に入り込んできたものが、体に役立つもの(栄養になるもの)か、いらないものかをとっさに判断するのです。

役に立つものだったら吸収しますが、ウイルスのような体に必要のないものは外に出そうとします。

腸の壁の部分から水がしみ出てきてその水でウイルスを外へ流しだすことになります。

腸で作られるウンチは水分がたくさん入ってきたためにうんとやわらかくなります。

これが下痢です。

つまり下痢はウイルスを外へ出す働きをしているわけです。

 

痛みって役に立つの?

ブラジキニンという物質が、痛みを起こすもとなのですが、なぜ痛みが起こらなければいけないかを考えてみましょう。

たとえば、虫垂炎(盲腸と呼ばれています)になると、最初はみぞおちのあたりが痛くなり、その痛みがお腹の右下の部分に移ってきます。

痛みがだんだんひどくなって、我慢できなくなり病院へ行くと虫垂炎だと診断されます。

もし、僕たちの体が痛みを感じなかったら虫垂炎になっても当然痛みを感じません。

そうすると、虫垂炎はどんどん進行して、死んでしまうことになるかもしれません。

大人になると、心筋梗塞やくも膜下出血といった、すぐに病院へ行かないと危険な重病にかかることがあります。

こういう場合、とても我慢できないような胸の痛みや頭痛が起こります。

それで救急車を呼んだりすることになるわけです。

手の甲をひどくぶつけた後、とても痛いので病院へ行ったら骨が折れていることがわかったり、手の指の爪の付け根が痛いので病院へ行ったら、細菌が入ってうんでいることがわかったりします。

こんなふうに、痛みは「今、体の中で大変なことが起こっている」とか「大変なことが起こりかけている」とかを警告してくれているのです。

痛みには感謝しなくていけませんね。

 

私たちの身の周りには、農薬・食品添加物・除草剤・化学物質がたくさんあります。健康のために何を使って、何を使わないかを考えて生活するといいですね。