読書のススメ
「愛ってなんだろう」

 

 人にはそれぞれ、些細なことから大きなものまで様々な課題が存在します。

その課題を克服したり、目標を達成したりしながら、

より良い幸せな人生を求めて生きています。

そんな皆様へお勧めしたい本をご紹介いたします。

 

「愛ってなんだろう」

                     著者:渡辺えり子氏 秋元康氏 渡邉美樹氏 諸富祥彦氏 大澤真幸氏

大昔から、日本人のほとんどはコツコツと働いて、畑を耕し、お米を作り、魚をとって暮らしてきました。毎日働くことで、周りの人とコミュニケーションをとり、自分のできることできないことを互いに補い合いながら、協力して生活してきたのです。その働き、補い合うという知恵は工場で働く人が増えてきた時代でも、受け継がれてきたように思います。お互いを助け、大事にしあうということは、これこそすごい才能だと思います。

自分のことのように相手を愛する。これが人の一番の才能であり、誰もが持っている才能だと思うのです。

そして毎日コツコツ努力する。これが本当の才能なのです。

「夢」を持つのは大切かもしれませんが、夢に向かって努力する才能がなければ「夢」は実現しませんし、努力していれば実現しなくても失敗ではありません。「夢」をつかむために努力している過程がじつは一番面白いのです。

今の大人たちはよく「仕事も勉強も楽しみなさい」と言いますが、「努力している間は楽しいなんてことはない」と言っても過言ではありません。苦しいからこそ、一つ仕事が終わったときに、ホッとして嬉しいのです。苦しいからこそ楽しみもある。毎日が楽しい人はそれこそ特別な人です。

 

どこの世界でも相手を思いやり

愛するという才能を持った人が活躍できるはずなのだと思っています。

何でもかんでも競争だと言って、自分のことだけを考えるように、お金を儲けることだけを考えるように仕向けてきた大人たちが間違っているのです。

せっかく誰もが持っている素晴らしい才能である「愛する」「思いやる」という心を、そんな間違った大人たちが奪ってしまったのです。

学校の成績が悪くたって、走るのが速ければ素敵だし、成績が悪く、走るのが遅くても、優しい心をもっているだけでいいのです。

 

「愛する」ということは相手を大事に思う心のことだと思います。

私たちはいつのまにか日本語を話し、自分の気持ちを言葉で表現していますが、これは、私たちが生まれて赤ちゃんの時代に大人から知らず知らずに教えられて覚えた言葉です。

人は自分を大事に思ってくれる人がいるから生きられるし、自分が大事に思う人がいるから生きられるのです。

 

子どもはとてつもない力によってこの世に生まれてきた存在なのです。

大きな「愛」の結晶というのはそういうことです。両親という2人だけの愛の力ではありません。

この宇宙の中で連綿と続いてきた果ての見えない流れの途中で光る命が子どもなのです。

奇跡的に手に入れたこの命を大切にしていかなければなりません。

どうしようもない嫌な両親から生まれたとしてもそれはそれで仕方ありません。子どもが選んだわけではありませんから。どんなに厳しい状況で育っていかなければならないとしても、生きていかなければならないのです。それには、早くから自分の考えをもつことが大事だと思います。

自分を愛さない親だったり、自分をいじめるような親だったり、ひどくだらしない親だったりしたなら、反面教師にすればいいと思います。子どもを育てるのは両親ばかりではありません。

別の愛にあふれた大人たちと先輩たちと友人たちとこの社会全体が、子どもたちを育てるからです。

全世界の子どもたちは、全世界の愛の結晶であると考えています。

 

「夢をもち、夢を追い、夢をかなえる」なかで、人間性を高め、自分の幸せのみを追い求めず、自分以外の人の幸せを自分の幸せとできる、そんな子どもが1人でも多く育ってほしい。

「夢に日付をつけよう」

  • 夢を実現したい日付を入れます
  • 夢と現実の差を明確にします
  • その差を日数で割り、日々やるべきことをやり抜きます

その結果、一日一日と夢に近づきます。

「躾三原則」成績を上げたいと思ったら3つのことをきちんとやりましょう。

  • 挨拶をする
  • 時間を守る
  • 身の回りを整理整頓する

この3つを成し遂げた子は、必ず成績が上がります。生活習慣と勉強の成績は密着した関係にあると思います。

 

大切なのは、自分の好きという気持ちを、自分の言葉できちんと語れるようになることです。

これから長い人生を生きていく上で、自分の気持ちを自分の言葉で語れることが、何よりも大事なことだと思うからです。

それにはほんの少しの努力と忍耐が必要なのです。

 

愛する対象があり、この世のどこかに私を必要としてくれる人がいる。

そしてその人のために何かできることがあるという感覚こそが、生きる意欲の根源になりますね。

「愛」が「希望」になる。そう信じて毎日を大切に愛したいですね。