就労移行支援事業所C-POWER
WorkingSupportドーラ
「良いトコ見つけ」の講義

 

岐阜県多治見市にある「C-POWER WorkingSupport ドーラ」は身体、知的、精神などの何らかの障害がある18歳から65歳の方が就労を目指して取り組む就労移行支援事業所です。

ドーラ(DOLA)とは、「Design Of Life Academy」の頭文字をとって名付けた事業所で、障害のある方が自分自身のこれからの人生と向き合い、生きるために何を学び、社会の中でどう自立して生きていくかを考え「自分の人生設計をしていく場」です。

一人ひとりが希望する働き方を一緒に考え、働くために必要な訓練を「共通課題」「個別課題」「自由課題」に分かれて行います。

希望する働き方や実現までの道のりは、一人ひとり違います。

それぞれのプランに合わせて、必要なことを訓練していきます。

電話応対やパソコン訓練、コミュニケーション能力など、社会に出るために必要な力をビジネス基礎としてカリキュラムに準備しています。

一人ひとりの「こんなふうに働きたい」を考え、そのためには何が必要か、今の自分を知り、環境を知り、自分の役割を知ることができるように、毎日の訓練を大切にしています。

ドーラの講義をご紹介いたします。

 

【良いトコ見つけ】

何気なく過ぎる毎日でも、その日は誰かにとっての大切な記念日です。

一日を大切にする気持ち、1分1秒を大切にする気持ちをもてるようなきっかけになればと思っています。

この講義は「今日は何の日?」から始まり、いろんなことに興味がもてるようになるための訓練の一つです。

些細なことに興味をもつことで、会話の引き出しを増やし、雑談力を鍛えていきます。

今回は、9月の記念日の中から9月9日の「救急の日」について、一緒に考えてみました。

 

「救急の日」及び「救急医療週間」は、救急医療及び救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深め、救急医 療関係者の意識の高揚を図ることを目的に昭和57年に定められ、以来、毎年9月9日を「救急の日」とし、この日を含む1週間(日曜日から土曜日まで)を「救急医療週間」としています。

 

救急車に乗ったことがある人はいますか?の質問に半数以上の方が挙手されました。

では、救急車を呼ぶときにはどんなことに気を付けたらいいでしょうか。

突然の重い病気やひどいケガをした人に、応急手当を行い適切な医療機関に搬送するのが救急隊の役目です。

緊急性が高いと判断したときは、迷わず救急車を要請してください。

一方で、救急車や救急隊員の数は限られていますので、症状の軽い方が安易な救急要請をすることは望ましくありません。

1.救急車が必要なのはどんなとき?

緊急性の高い症状と判断したら、すぐに「119」番に通報を

急な病気やケガをしたとき、救急車を呼んだほうがいいのか迷うことがあると思います。
緊急度の高い症状を紹介しますので、このような症状があった場合は迷わずに「119」番通報して救急車を要請してください。

2.「119番」で救急車を要請するときのポイントは?

「救急」であることを伝え、住所、症状などを伝えましょう

一刻を争う状況では、必要な情報を簡潔に伝えることが大切です。
「119」番に電話をしたら、電話に出た職員に「救急車が必要」とはっきりと伝えてください。

その次に、救急車が来てほしい場所(住所)を伝えてください。救急車は、住所が分かった時点で出動します。

あとは落ち着いて、救急車が必要な人の症状や、年齢、性別などを伝えてください。
また、通報内容から通信指令員が救急車の到着前に応急手当の必要があると判断したときは、適切な応急手当の方法を指導します。それに従って可能なかぎり実施してください。

 

(1)「救急」であることを伝えます

(2)救急車に来てほしい住所を伝えます

(3)具合の悪い方の症状を伝えます

誰が、どのように、どうなったかを簡潔に伝えてください。

分かる範囲で意識や呼吸の有無なども伝えてください。

必要に応じて、応急手当を指導します。

(4)具合の悪い方の年齢を伝えます。

年齢が分からなければ、おおよその年齢でもかまいません。

(5)通報した方の名前と連絡先を伝えます

そのほか、急病やけがの状況や、持病の有無、普段服用している薬、かかりつけ病院なども尋ねられることがあります。分かる範囲でお答えください。

3.救急搬送の現状はどうなっているの?

救急出動件数は増加、現場到着時間も延伸。搬送者の半数は入院の必要がない「軽症」。

令和元年中の救急自動車による救急出動件数は、過去最多の約664万件、搬送人員は約598万人(いずれも速報値)です。

令和2年は新型コロナウイルス感染症の影響で一定数減少することが見込まれますが、その後は高齢化の進展などを背景に再度増加に転じると考えられ、その後も増加傾向は続くと見込まれます。

平成30年(2018年)の救急車を要請してから救急隊が現場に到着するまでの平均時間は8.7分です。

平成20年(2008年)の全国平均時間7.7分と比べると、10年の間に救急車が現場に到着する時間が1分遅くなっています。

また、病院に到着するまでの平均時間は39.5分で、4分以上も遅くなっています。

平成30年(2018年)の、救急搬送された人の約半数が「軽症(入院加療が必要ないもの)」となっています。
この「軽症」の中には、骨折などにより自分で病院に行けなかった人が救急車で病院に行き、通院治療は必要だが入院する必要はない場合なども含まれており、「軽症」の全てが不要不急の救急要請というわけではありません。
しかし、中には「指先を紙で切った」「病院でもらった薬がなくなった」や、「どこの病院に行けばよいか分からない」「便利だから」などのように、救急車を安易に利用するといったケースもあるようです。

救急車は限りある資源です。

今すぐに救急車で病院に行く必要がある人のために、私たち一人一人が救急車の適切な利用について考えてみましょう。

4.救急車を呼んでいいの? 判断に迷ったときは?

全国版救急受診アプリ「Q助」または「救急安心センター(#7119)」をご利用ください。

「緊急性の高い症状かどうか自分で判断できない」「救急車を呼ぶほどではないけど受診したい相談したい」「119番に電話するのがためらわれる」というときは、電話やインターネットですぐに相談できる下記のような手段があります。判断に迷ったときには、ぜひご利用ください。

5.救急車が到着するまでに何をすればいいの?

応急手当の知識と技術を身につけよう

自宅から119番通報した場合は、保険証や普段飲んでいる薬(またはお薬手帳)などを準備してください。また、けがや病気の状況によっては、何もしないと病状が悪化する場合がありますので、その場に居合わせた人が応急手当をすることが重要です。

 

<救急車が到着するまでに準備しておくもの>

□ 保険証や診察券
□ 普段飲んでいる薬(おくすり手帳)
□ お金
□ 靴 など

患者が乳幼児の場合は

□ 母子健康手帳
□ 紙おむつ
□ ほ乳瓶
□ タオル など

<救急車が近づいたら>

救急車は、住所などの情報をもとに現場に向かいますが、どんな場所でも付近の道路状況に詳しいとは限りません。人手に余裕がある場合は、救急車のサイレンが聞こえたら現場の外に人を出して案内するようにしましょう。

<救急車が到着したら>

救急車が到着したら、次のようなことを伝えてください。
□  事故や具合が悪くなった状況や救急隊が到着するまでの変化
□  行った応急手当の内容
□  具合の悪い人の情報(持病やかかりつけの病院、普段飲んでいる薬、医師の指示など)

救急車に乗らなくてもいいようにするには、健康な体づくりが大切です。

過去に救急車に乗ったことがある人は、その時のことを思い出してみましょう。

どんな準備が必要でしょうか?

どんなことに感謝すべきでしょうか?

毎日の積み重ねで健康な体がつくられることを考え、自分や家族の健康を意識してみましょう。